13章 おぼえて、忘れて、意味づけして、物語を作る
私たちは他人のこととなると自動的に反応し、肯定的あるいは否定的な感情やバイアスが人と出会ってから一〇〇〇分の一秒以内に引き起こされる
ですよねぇ。。。良くも悪くもバイアスが入るのは本能。
人々がこれは伝えていかねばと選び取った生気に満ちた文化的な史実(中略)は、後から思い出し継続して伝えていきやすくなるような感情的な重みを与えるのに役立っている。
しるしに対する反応を合理的に説明する後付の理由が伝わるかどうかに生気があるかどうかが関連している
生気って、生命っぽさとか、いきいきとかそいういうものなのかな
大切なのは真実ではなくお話だ。
起源についての物語はどれも、出来事を素直に語ったものではない
神武天皇とかそうですよね。200歳まで生きたとかでしたっけ(おぼろげ)
127歳で崩御らしい。ほんとかなw
一説にはこの頃は1年が短かったと言う話も
なるほど!
世代を通じて正当化して伝播されなければならない政治的なシステムの人々が創設した後に初めて、過去が重要性を帯びるのだろうという意見を述べた。
過去を気にする習慣がないってどんな感じだろう。現在に生きる感じ、過去に囚われているより生きやすそうだな。
文字をもたない社会にとって、過去が、記憶に値するような展開が繰り広げられる長い物語であることはまずなかった
これは興味深い。現在と逆。
物語よりも土地や神聖な場所の方が心に強く響いていたのか。物語と空間を結びつける、なるほど!
文字を持つことによって変わるのか面白い。